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  • 執筆者の写真昇悟 桂川

プロローグ②

◆ 農家になる!




退職希望を、伝えてから早、5か月。



休みを使いながら、名古屋開催の移住相談会に

参加。就農を目指して色々と調べてみました。



現在、農業就業人口は30年前の1985年と比べて6割も減少していて、さらに農業に従事する人の高齢化も進み、農業の担い手不足は深刻な状態みたい。



そこで、国も、市長村も新規就農者を増やす為様々な支援や、助成金を出しているようで国から、農業次世代人材投資資金【準備型】という支援があります。


これは当然、初めて農業をやるのに、いきなり畑借りて「さあ、やります!」では難しいので

各市長村で行われる研修制度や、里親制度などを活用し2年間、研修で学びます。


その期間、無収入では厳しいので2年間は国が支援しますよ。という制度。


因みに、【経営開始型】という制度もあり

これは、やはり農家も個人事業。

経営が安定するまで、最長5年間は国が支援しますよという制度。


どちらも年齢制限や、交付要件などはありますが就農意欲があって、移住先のサポートがあれば間違いなく力強い支援になります。




しかしながら。



農業未経験のわたし。

なんか知らんけど、出来そうな気になっている

自分が怖い。



でも、なんかワクワクが止まりせん。





あー。 早く農業やってみたーい。







◆ 妻からの一言から


 6月に入り、松本で開催された上伊那地域、松本地域が参加する移住相談会へと足を運びました。



来月に参加予定の、農家宿泊ツアーの開催地でもある松川村も来ているとの事で、とても楽しみにしていました。


午前と午後で参加地域が変わり色々な町、村の話を伺う事ができました。



帰り道。



妻からの一言。



「農業やりたいって言うけど、やりたい作物とかも、聞かれても答えれないのに、本当に農家になんてなれるの?」






グサっ。





グサっ。





「...ググっ。 だ、大丈夫だよ。」

としか、言えず。




ココロの中では、「確かに、何も作った事ないし、めちゃくちゃ好きな野菜や果物がある訳でもないしただ、やってみたいと興味があるだけで、これからずっとやっていけるんだろうか?」



と、思い直していました。



でも、田舎=農業だし。

自然とともに、働けたら最高だし。

泥にまみれて、人間らしいじゃん。



とにかく、興味が先走りしすぎてしまい

どうにもこうにも抑えられません。




んー。



なんかもっと、 良い方向性(みんなが、聞いて納得するような、現実的なもの)は、ないかなぁ。



と、少し柔軟な発想に切り替えてみようと思うように






◆半農半Xというキーワードから



以前、地方創生プロジェクト事務局という移住関連のサイトに登録後、送られてきたメールの一文に【半農半X】というキーワードがあり、ふと、思い出し、調べてみました。



半自給的な農業とやりたい仕事を両立させる生き方を、私は「半農半X」と名づけて提唱している。自ら米や野菜などの主だった農作物を育て、安全な食材を手に入れる一方で、個性を生かした自営的な仕事にも携わり、一定の生活費を得るバランスのとれた生き方である。お金や時間に追われない、人間らしさを回復するライフスタイルの追求でもある。いわばエコロジカルな農的生活をベースに、天職や生きがいを求める生き方だが、私は天職、生きがいに社会的な意義を含ませている。一人ひとりが「天の意に沿う持続可能な小さな暮らし(農的生活)」をベースに、「天与の才(X)」を世のために活かし、社会的使命を実践し、発信し、まっとうする生き方だ。小さな暮らしとは、たとえどんなに小さな市民農園、ベランダ菜園でもいいから食糧を自給していくシンプルなものである。

「半農半Xという生き方〔決定版〕」塩見直紀著 ちくま文庫p26−27





「おっ。 これだ!」





そもそも、美容師を辞めて転職したいと思っていたのも結局は、将来的な不安から。



将来的な、不安を【半農】で補い。

現実的な不安(農業だけでの収入不安)を【天与の才】で補う。




具体的に言うと、もともと20年間培ってきた技術や、知識を活かし美容師として地域の人達の為、世の為に活かしながら、やってみたい農業を自給自足を目標にやりながら学び、後の将来に役立てていく。



そして、のちのちは、少なからずで農業で生計を立てていければと、めちゃくちゃ良いアイデアが浮かんでしまいました!




そして、そして、今こうして慣れないブログを何故やり始めたかというと、、、




自分の体験から、少しでも多くの美容師さんの離職を減らし、将来の新しい道を作りたい!




そして、美容師さん。全国にいっぱいいます。




その人達が、農業に携わり、そして田舎に移住したら今後の、農業。 日本の食糧自給率アップ。



都市型集中の日本の未来から、地方分散型に変化していったら面白いなー。





なんて偉そうに考えてます。





自分で、できることは小さいし、少ないけど

きっと、こんな人がちらほらから、どんどん増えていけば何か変わるんじゃないですかね。




小さくてもなんかの力に、世の中の為になる事を祈りブログ更新頑張ります。




応援して下さい!





今週末は、長野県北信地域の松川村へ農泊してきます!







半農半Xついての記事⬇️




農業次世代人材投資資金について⬇️




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